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終活エンディングご支援

◼理想の最期のための行動と注意点

「終活」とは、「自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備を行うこと」を意味します。

具体的には、身の回りの整理や葬儀、墓の準備、円滑な相続のための遺言書作成などが挙げられ、これらの活動、すべてをまと

めて「終活」と呼ばれています。

終活には「自分自身が死に向かっていく過程で、自分が何を大切にしているかを再確認し、より豊かな人生を送るための行動」

も含まれています。

終活は、周囲の人に迷惑をかけないようにするための行動として考えられることがよくありますが、それだけではなく、「より

今を大切に・より自分を大切にするための人生を送るための行動」こそが、本来の「終活」の意義なのです。

 

◼終活のやること(10項目)

 ◎エンディングノートの作成

  エンディングノートとは、終活に関して自分自身の考えや希望などを残すためのノートです。「終活ノート」とも呼ばれま

  す。具体的には、財産分与や葬儀の希望など、自分が死後にどうしてほしいかなどを記述します。

  エンディングノートを作成することで、自分自身が死に向かっていく過程で大切にしていることを再確認できる上、遺族に

  混乱を避けるための指針を提供することができます。したがいまして、エンディングノートを作成することは、自分や家族

  のために大切な終活の準備の一つでもあります。

 

 ◎財産を見直す・老後資金の計画

  続いて終活の中でやるべきことは、今の財産がどのようなものでどの程度あるかを把握します。ただ把握するだけでなく、

  残された老後の生活資金に余裕があるか否かも同時に確認します。もし今後の生活資金に余裕があるようであれば、生活を

  豊かにするものや経験にお金を使うことを検討できます。旅行の計画や、新たな便利な家電や家具の購入、息子や娘へのプ

  レゼントなどができるかもしれません。反対に、生活資金に余裕がなければ、保険の見直しや、今持っているもの(家や車

  、貴重品)の売却や整理も視野に入れるようにしましょう。財産整理と老後資金の準備、これらは誰にとっても早いうちか

  らスタートすべきもので、終活においては外せません。

 

 ◎遺言書の作成

  これは、相続に関して重要なものです。「遺言」とは、自分が亡くなった後に残したい意思や財産についての意思表示のこ

  とで、それを記載した法的な文書のことを「遺言書」と言います。「誰に対して何の財産をどれだけ相続させるか」を「法

  的に」指定するのが遺言・遺言書です。エンディングノートで記載した情報は法的効力なく、遺産分割に自身の意思を反映

  させたい場合は、遺言書の作成賀有効です。また、遺言書を作成することは、遺族に迷惑をかけずに、スムーズに遺産分割

  を進めるために不可欠なものです。

 

 ◎断捨離・身辺整理

  ものを多く残したまま亡くなると、遺された遺族は遺品整理で苦労します。必要なものだけを残す身辺整理をします。また

  、断捨離を実行することで、自分自身が何を大切にしているかを再確認することができます。

 

 ◎デジタル終活

  デジタル終活とは、自身の死後に、自分のデジタル遺産をどのように扱うかについて考えることです。断捨離と共に、デジ

  タル終活も大切です。具体的にすべきことは、SNSアカウントやクラウドストレージに蓄積された情報の整理や相続人への

  譲渡などです。デジタル終活は、今後ますます重要になっていく分野です。自分自身が利用しているデジタルサービスにつ

  いて、早めに整理しておくことをおすすめします。

 

 ◎住まいについて

  自宅をどうするかは終活において非常に重要なポイントです。自宅に住み続けるのか、または介護施設や老人ホームに移る

  ことが有効なのか考えます。自宅に住み続ける場合、リフォームが必要になる場合もあるでしょう。また、物件を売却し、

  現金化することも選択肢の一つです。どのような選択肢を選ぶかは、人それぞれ異なりますが、望む最期を迎えるためには

  、早めに考えることが重要です。

 

 ◎医療・介護の希望

  ご自身が病気や老齢になった場合、どのような医療や介護を受けたいかを明確にすることは、終活の中で大切なことです。

  もし自分の意思を伝えられない状態になった場合を想定して、「こんな治療を受けたい」「こんな介護を受けたい」「こん

  な最期を過ごしたい」と希望を決めておきます。家族や医療サービスの提供者とその内容を共有することも忘れずに。

 

 ◎葬式・お墓の希望

  葬儀やお墓に関する希望を明確にすることは、自分の最期の別れを自分が望む形で行うために非常に重要になります。自分

  がどのような葬式を希望し、どのような形で弔問を受けたいかを事前に伝えることができます。また、自分の骨をどのよう

  に扱いたいか、どこのお墓に納骨してほしいかを明確にしておくこともできます。これらの希望を事前に伝えておくことで

  、家族や友人があなたの希望にそって最後の別れを行うことができ、あなたの意志を尊重することができます。

 

 ◎友人リストを作成

  自分の訃報を伝えてほしい友人・知人をまとめておくことも、終活の一つです。連絡をとってほしい人をリストアップして

  おくことで、残された家族はスムーズに訃報を伝えることができます。ただ友人リストを作成するだけでなく、特に大切に

  思う友人と思い出を共有する時間を設けることで、友人たちの絆をさらに深めることができます。終活は、人生の最後のス

  テージです。大切な人々との時間を大切にしましょう。

 

 ◎人生でやり残したこと

  人生においてやり残したことに向き合うことも終活として重要です。自分自身の人生に後悔が残らないようにするために、

  積極的に自分の挑戦したいことに取り組むことが必要です。新しい趣味を見つけること、遠くの場所へ旅行すること、長年

  の友人との交流を深めること、家族との時間を大切にすることなど、自分自身の人生にとって意義のある活動を。それに加

  えて、自分の人生について考える時間を持ち、自分自身や周りの人々に感謝することも大切です。 

 

◼終活をする上での注意点

 ◎自分ひとりだけで終活の準備を進めない

  終活は自分自身が望む最期を迎えるための準備であり、家族とのコミュニケーションが重要です。自分ひとりだけで進める

  と、家族との意見が食い違うことや、トラブルに巻き込まれる可能性があります。自分の希望を明確にすることも大切です

  が、家族との話し合いを欠かさずに進めることが望ましいです。

 

 ◎優先順位が高いものから対応する

  終活を進める上で優先順位を考慮することが重要です。医療関係の準備や遺言書の作成などは、体力が必要で時間がかかる

  ものであり、早めに取り組む必要があります。自分自身の趣味や思い出の整理などは、優先順位が低いと言えます。自分の

  望む最期の状態をイメージし、必要な準備を優先的に進めることが効果的です。また、家族との話し合いも欠かさずに行う

  ことで、家族が何を求めているのか知ることができ、優先順位を決める際に役立ちます。

 

 ◎必要に応じて専門家に相談する

  終活にはさまざまな情報が存在し、多くの場面で専門的な知識が必要となります。そこで、弁護士や税理士、相続アドバイ

  ザーなどの専門家に相談することで、より適切な終活プランを立てられるようになります。具体的には、法的なリスクを避

  けながら遺言書を作成したり、相続税の節税方法を知ったり、家族間のトラブルを回避するアドバイスを受けることができ

  ます。終活は、人生の最後の大切な時期に向けての準備です。専門家に相談することで、より効果的な終活ができるように

  なり、安心して人生の最後を迎えることができます。

 

 

◼終活の契約

 ◎死後事務委任契約

  「死後事務委任契約」とは、亡くなった場合の手続きをあらかじめ指定した人に任せる契約です。指定された人が、役所へ

  の手続きや病院・介護施設への支払い手続きを行い、遺族に負担をかけないようにします。死後事務委任契約を締結するこ

  とで、遺族に迷惑をかけずに、自分自身の思い通りの最期を迎えることができます。

 

 




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